個人的スコア:★★★☆☆ (3)
タッチペンで魔法の模様を描いて魔法を発動させる,というDSらしいゲーム.
こっちだけが非生産制なRTS的な.
「RTSをタッチペンだけで」って言われたら絶望すると思う.
その絶望をそのまま体現したのが本作だ.
小さな画面に小さなキャラクタ達,しかも彼らはごちゃごちゃと重なり合いながら,動いている.
特定のキャラクタをDSのタッチペンの精度で指し示すなんて不可能だ.
(というか,重なってしまう時点でポインティングデバイス的な物では根本的に無理だよな.
これなんでキャラクタが重なるようにしちゃったんだろう……)
あと,キャラクタを選択したらしたで,
今度は「選択をキャンセルする手段」が無い(説明書にも書いてない)
ので,相当戸惑う.
別のキャラクタをタッチしてもそっちが選択されるということにもならず,タッチした地点を移動先に指定する操作になってしまう.
(主人公が魔法を使う画面に遷移させることで副作用的に解除するしかない)
さらに追い打ちをかける要素:
うーん,どうにも言葉ではなかなかこの地獄具合は説明できないなぁ. とにかくひどい有様 なので,短気な人にはお勧めできない.
なんでこう,頑なにタッチペン縛りなんだろうか?
ボタンはたくさん余ってるんだから,適切に機能を割り振っておけばいいのに.
せめて「味方キャラクタを順送りで選択できるボタン」みたいなのがあるだけでも全然違ったろうに……
魔法使い同士の戦いを描くゲームであるが,敵の魔法使いと魔法の打ち合い状態になったらもうクリア不能が確定する.
魔法戦では絶対に魔法使いに勝てない のだ.
という有様なので,敵の魔法使いに関しては,数体しか連れていけない味方キャラクタ(モンスター)で物理で殴るしか無い.
それ以外の方法はマジで無い.
で,上記のように相手の回復速度がとにかく尋常ではないから,殴り要員が1体とかじゃ無理.
ダメージをちまちま蓄積させて倒すというのは無理な話なので,とにかくモンスター全員を一度に突っ込ませて瞬間ダメージ量で瞬殺するしかない.
なので,ステージ内でモンスターが1匹でもやられてしまったら多分もう勝てない,2匹やられたなら完全に勝てないこと確定,だと思っていい.
とにかく仲間のモンスターを失わないためには適切なタイミングでの回復魔法使用が必須だが,
単体回復魔法じゃそもそも回復する味方を選ぶのが無理であるから,
範囲回復魔法を見つけられないとクリアできない
んじゃないかな,と思う.
(魔法は,図形の組み合わせをいろいろ試して自分で見つけなければならないという仕様)
(こんな感じなので,逆に「開始早々,全ての敵を無視して全モンスターを敵魔法使いに突撃させる」で秒で解決するステージもある)
これ,自分でも不思議なんだけど,このゲーム,結構面白いのよね.なんなんだろうか?
このひどい操作性だからこそ,「できた!」という達成感が得られるのだろうか?
もちろんちゃんとクリアしましたよ.
何度も周回して全ストーリー分岐を網羅したハズです.